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棟梁のお仕事

棟梁のお仕事

2024/3/23

家づくりの中心となるのは【棟梁(とうりょう)】と呼ばれる役割です。会社で言うと社長のようなポジションで、家づくりに関わるすべての職人、取引業者が【棟梁】の指示で動きます。地元の工務店の場合、多くの場合社長=棟梁なので、お施主様との打合せはもちろん、見積、図面の作成や、同時に進行中の他の現場の進み具合を考えながら職人さんの手配、材料の段取りをこなしていて、驚くほど、お天気予報が当たります。

お施主様だけでなく、職人さん、取引業者にも気を配り、休むことなく現場の指示を出す棟梁ですが、お休みの日は畑仕事に精を出し、ときどき、自分の畑で育てた季節の野菜を差し入れてくれます。

季節の変化とともにその時期に植えるべき野菜を植え、草を取り、時期が来たら収穫し、味わうことをたのしむ暮らしは、とても豊かだと感じます。