
築100年の古民家を改修
大きな太い梁が残る家。昔の職人の技を感じつつ、その良さを次の世代に受け継ぐためのリフォーム工事。玄関を入ってすぐの、ダイニングキッチンへ続く場所は仕切りをなくしオープンに。天井を高くし、大きく存在感のある梁を出すことで、これまでの歴史を感じつつ、開放感のある空間に仕上がりました。梁や柱には必要な補修を施し、塗装をかけています。
お施主様のご要望を伺って作る造作のテレビ台
テレビを置く壁面は少し落ち着いた色を選びました。少し窪んだ場所に設置したことで部屋がスッキリと見えます。上に残る梁がアクセント。
ダイニングキッチン
和室とリビングからダイニングキッチンを見ると、ちょうどキッチンの内側が隠れる間取り。急なお客様が来ても慌てずに作業できます。
空間を仕切る
昔ながらの襖や障子は、大きな空間が必要な時は広く、使わないときは間仕切りで個室にできるのが日本の建築の良いところ。寒さや暑さ対策をして、快適に暮らせる工夫をしながら、良い部分は残してリフォームします。
対面キッチン
対面キッチンのカウンター高さはお施主様のライフスタイルに合わせて決めます。シンクの中の洗い物や、調理中の手元を見せたくない場合は、ダイニング側からちょうど隠れる高さに調整します。
キッチン背面収納
キッチンの使い勝手を考える時にキッチン本体と同様に大きなポイントになるのが収納プラン。お手持ちの食器類や調理器具に合わせてカウンターや食器棚などのレイアウトをご提案します。部屋の間取りの都合上、カウンターの広さが十分取れない場合は中段に炊飯器等を設置できる家電収納タイプもおすすめです。
スケルトン階段
ダイニングの奥にあるスケルトンの階段。あまり広くないスペースの中に階段を設置するため圧迫感の少ないスケルトンタイプの階段にしました。
和室の天井
天井を上げたことで和室の上部にゆったりとした空間が生まれました。
ロフトスペース
時々遊びにくるお孫さんのために作ったこのロフトスペース。お孫さん達が遊びに来るとダイニングの奥にある階段を登り、ロフトスペースへ。
天井の梁
和室の上のロフトスペースからの眺め。お孫さんが遊びに来た時のお気に入りの場所です。